楽譜の不思議

Note-Senseの小嶋です!

今回は楽譜のお話をしていきます。

当音楽教室は音楽を言葉で説明することを重視しています。言葉で説明するには音楽理論などの知識と実際の楽曲分析の実践して身につく力が必要になります。

今回はモーツァルトのピアノソナタ14番の1楽章を題材にします。有名な曲なので聞いたことがある方も多いと思います。

題材にするのは2小節のみです。

しかも2つの出版社の楽譜を用意してみました。
出版社で違うなんてびっくりですね!

まずこちらの曲ですが拍子が8分の6となっています。この8分の6は2拍子系の拍子で8分音符3つで一つのかたまりとしてとらえます。

印象的なメロディですね。1小節目のメロディは2小節目では音程を変えて反復されてます。繰り返しがあると聞いてる人はそのメロディが記憶に残り大事なものとして認識されます。聞いて頂くと分かりますがわずか2小節でも印象にのこりますね。

では比較していきましょう。
2つの楽譜の違いはスラーをかけてある箇所が違います。
スラーというのは音をつなぐ意味があります。
その観点から考えると①はドレドミまでつながっています。このように演奏すると

普通だったら 1拍【ドレド】2拍【ミ ミ】という印象がスラーでつながっているがゆえに8分の6の拍子が弱まって聞こえます。

②はドレのみにスラーがかけてあります。このように弾くとしっかりと8分の6の拍子が感じられます。ドレにスラーがかけてあるのでその後のドは前のレとつながずに演奏しますのでちょっとスタッカート気味に演奏するといい感じに聞こえるのではないかと感じます。

僕個人としてはどちらの楽譜がいいか答えは出ているのですがそれは書きません。
分析する力を身につけると2小節でもたくさんの言葉で説明することができます。
分析する力が身につけば、演奏も変わってくるはずです。

ちょっと長くなりました。

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