Merry Christmas Mr. Lawrenceを楽曲分析してみた!

Note Senseの小嶋です!
楽曲分析シリーズです!

今回は坂本龍一さんのMerry Christmas Mr. Lawrenceを分析してみます。
いわゆる「戦メリ」ですね!ピアノで弾かれた方も多いのではないでしょうか。

今回も分かりやすくキーをC/Amにしてご説明します。

楽譜を使わずに文字で説明していきますよ!

イントロが終わってからの有名なメロディの箇所です。

               

レミレラレ  レミレミソミ

FM7              G                       

 

               

レミレラド  ド  シソミ

Am7    Am7 G7

上に書いてある数字が小節の番号を表しています。

まずはメロディから考えていきたいと思います。
この4小節の途中まで最後のドまではペンタトニックという5音の音階が使われています。

ドレミソラというのが一般的ですがドが中心という音楽ではなさそうです。

1から2小節目はレが中心と言っても良いかもしれません。
単純なドを主音としたペンタトニックは使用していないところが
この独特な浮遊感を出してますね。(ペンタトニックだけで論文が1本かけるくらい奥深いものなのです)

そしてメロディーの最後これに注目!
シが出てきています!
このシこそが坂本龍一さんの真骨頂です
ペンタトニックの中に今まで出でこなかったシが出てきて
切なさを倍増させていますね。
このペンタトニック+1音というのが戦メリの重要な要素になっています。

メロディーのリズムにも注目すると
1と3小節目は頭からメロディがありますが3と4は一呼吸おいています。
メロディが生き物のように会話をしている感じが出てきていますね。

次はコード進行です!
このコード進行はものすごく有名なコード進行で小室哲哉さんが多用していたことでも知られていますし
現在のポップスでも絶対に使用されている進行です。

よく見ると1小節目ベースがFでメロディーがレで6度の関係で始まっています。
普通なかなかできない音の選びです。そしてよく見ると最後もメロディとベースが6度の関係になっていますね!
これにより統一感が出ているように感じます。

実はまだまだ書きたいことはあるのですが止まらなくなるのでここまでにします笑

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